世界の大手金融機関を対象としたセキュリティ調査の結果


イーバンク銀行にトラステッドOSが導入されたリリースがあったので、金融機関について調べていたらこんなレポートがトーマツから公開されてた。


世界の大手金融機関を対象としたセキュリティ調査(2006 Global Security Survey)の結果を公表
http://www.tohmatsu.co.jp/news/2006/press0626.shtml


日本がセキュリティ対策はトップらしい。

世界中の大手金融機関を狙った、プロのハッカーや組織的犯罪集団など外部からのセキュリティ攻撃が急増。地域別には日本の金融機関が過去1年間のセキュリティ対策において全地域中トップ。


内部犯行多い。

今回、外部者からセキュリティ攻撃を受けた金融機関の割合が、78%(2005年:26%)に達し、49%の組織が内部者によるセキュリティ攻撃を経験している(2005年:35%)ことが分かった。
外部者からの攻撃の半数以上(51%)がフィッシングおよびファーミング(※1)であり、次いでスパイウェアマルウェア(※2)の使用(48%)が挙げられる。また、内部者におけるセキュリティ攻撃には、従業員等によるシステムへの不法行為(28%)および顧客データの漏洩(18%)が挙げられる。


アクセスコントロール製品ってセキュアOSのことだったらいいな。

回答者の95%が昨年1年間で情報セキュリティ関連予算が増加したと答えている。セキュリティ関連予算の用途は、アクセスコントロール製品の導入が最多(回答者の76%)となった。