SELinux Symposium 2007


KaiGaiさんの記事から


SELinux Symposium 2007
http://selinux-symposium.org/2007/agenda.php



さらにSELinux、AppArmorネタあった
Linuxディストリビューションの安全性が確立されるまでの舞台裏
http://opentechpress.jp/security/article.pl?sid=06/12/15/0147251&pagenum=1


Novellの場合

現行の基本方針として、セキュリティ上の脆弱部に対するオペレーティングシステムの感受性を将来的に減少させていくゆく方向で開発を進めるようにしているとのことだ。
「その他にも、ソフトウェア構成管理システム中のコードベースを改変する際には、不用意な変更が混入することがないよう、常に複数のスタッフによる確認が行われています。これに関係するパッチの配布やチェックインのポリシなどすべてのプロセスは、SUSEが3年がかりで構築してきた情報セキュリティ国際評価基準(Common Criteria)の一環として検討されたものです」。


AppArmorネタ

Drahtmueller氏は、AppArmorというNovellのセキュリティ製品についても言及している。「セキュリティ上の脆弱性が対策されていない状況下でシステムを運用し続けなければならないケースもありますが、AppArmorとは、そうした脅威の及ぶ範囲を局限化することでカスタマのIT資産を守るというコンセプトのテクノロジです。 AppArmorには、Novellシステムでの使用頻度が高いサービスに関する様々なプロファイルが事前定義されており、最近の製品であればデフォルトで機能するよう設定されています。オリジナルの製品にバンドルされていないサービスやアプリケーションであっても、AppArmorを用いることでセキュリティが高まるものが存在する場合は、AppArmorの付属ツールを用いることで、プロファイルの作成と移植が簡単に行えます」。


RedHatの場合

「私どもが採用した革新的なセキュリティ対策の特長は、製品リリース後に脆弱性が確認される場合において、それらの深刻度を引き下げる方向に寄与するようデザインされていることです。
例えばRed Hat Enterprise Linux 4で言うと、危険度の高いサービスを保護するためのポリシを準備した上で、デフォルトでSELinuxが機能するよう設定されています。こうした措置は、脅威に対抗してシステムを場当たり式に強化してゆくよりも、設定可能なセキュリティ機能はデフォルトで有効にしてゆく方がよい、という基本方針に則ったものです」と同氏は補足している。


himainuさんの記事も


目覚めよ! SELinux
SELinux Policy EditorでSELinuxを簡単に
http://www.atmarkit.co.jp/fsecurity/special/94seedit/seedit01.html