日立ソフトから「情報家電向けSELinux」が登場


話題のプレスリリースきました!


日立ソフト、情報家電向けSELinuxを開発、セキュリティの脅威に対処
SELinuxのCPU・メモリ消費量を最大1/10に削減〜
http://hitachisoft.jp/News/News481.html

セキュアOS「SELinux(※1)」は、PC向けに普及していますが、CPU、メモリ、ストレージのようなハードウェアリソースを多く消費するため、情報家電などの組込み機器で動作させることは困難でした。
そこで、当社研究部門では、SELinuxのハードウェアリソース消費量を削減することで情報家電向けに最適化しました。これにより、踏み台化、情報破壊、情報漏洩のような情報家電へのセキュリティ脅威に対処することができます。


ポリシー設定はもちろんμ種ITで!

今回の情報家電向けSELinuxの開発に併せ、SELinuxの設定支援ツール「SELinux Policy Editor」も組み込みソフト開発用に強化しました。SELinuxはアクセス制御の設定項目が多いため、その作業は煩雑なことが知られています。
日立ソフトでは、SELinuxの設定を簡単に行うためのツール「SELinux Policy Editor」をオープンソースにして公開しています。


Embedded Technology 2007で参考出展とのこと
http://www.jasa.or.jp/et/

追記


展示中の写真ありました


SELinuxは「組み込み分野」で開花するか?
日立ソフト、「軽くて簡単」な情報家電向けSELinuxを開発
http://www.atmarkit.co.jp/news/200711/14/selinux.html


情報家電向けセキュアOS SELinuxを日立ソフトが開発,
CPUとメモリー消費量を最大10分の1に削減
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20071114/287229/


日立ソフト、情報家電向けSELinuxを開発
http://opentechpress.jp/security/07/11/14/1032234.shtml


さらに追記


セキュアOS SELinuxの国産設定ツール新版,組み込みシステム開発に対応
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20071119/287557/

2.2.0ではクロス開発環境に対応したことで,開発マシンとは別のマシンで稼働しているSELinux向けにポリシーを生成することが可能になった。またポリシーの生成を高速化したという。


SELinux用ポリシー設定ツールの最新版リリース
http://opentechpress.jp/news/07/11/20/1132206.shtml


今後はWindowsへの移植も

最新版の2.2.0では、クロス環境でのポリシー設定に対応し、組み込み機器へのSELinux導入が可能になった。また、SPDLコンパイラを改善し、処理を高速化した。
動作環境はFedora Core6以降、CentOS 4/5。今後はWindowsへの移植などを検討しているという。