シキューブ, 郵便局の金融システム高度化事業におけるサーバーセキュリティ対策をソフトウェア分離発注で受注


おなじみSecuveからのプレス
最近はほとんど大型受注に関するプレスばっかりです


シキューブ, 郵便局の金融システム高度化事業におけるサーバーセキュリティ対策ソフトウェア分離発注で受注
시큐브, 우체국금융시스템 고도화사업 서버보안SW 분리발주 수주
http://www.secuve.co.kr/pressroom/pressroom1_view.htm?idx=384&idx2=589

サーバーセキュリティ専門企業のシキューブ(www.secuve.com)は情報通信省知識情報センターの '郵便局金融高度化関連におけるサーバーセキュリティソフトウェアの分離発注導入事業'を受注し、'SecuveTOS(シキューブトス)を供給すると明らかにした。


こんどは郵便局にSecuveTOSを導入

今回の事業はまたしてもシキューブが受注した。現在、構築中の第2政府統合電算センターサーバーセキュリティシステム事業に引き継いて、サーバーセキュリティ分野2回目のソフトウェア分離発注事業で, ソフトウェア分離発注が法制化された以後に発注された1番目の企業でもある.
国内サーバーセキュリティ専門会社がほぼ入札に参加した第2政府統合電算センター事業の時と同じように、提案社部門評価, 技術部門及び BMT部門評価結果を総合した技術能力評価を通じて製品の機能性, 性能及び安全性などを専門家によって構成された評価委員会において公正で綿密に検証され, 最終事業者をシキューブに選定したのだ.


選定理由は実績が大きい

今回の技術能力評価でシキューブは各部門の評価でも提案された34のうち、1番高い点数を獲得してサーバーセキュリティ分野の先導企業としての能力と地位を再確認した.
今回もシキューブが最終事業者に選定された主な理由は以下である。
・KB国民銀行, 中国工商銀行(ICBC), 韓国銀行, 金融決済院, 信用協同組合など大型金融機関の大型事業構築経験及びノウハウ
・情報通信省知識情報センターの多様なシステム(電子請願, 郵便物流, エスクロー, インターネット郵便局, 遠隔財務設計, 国際郵便物流システム)において構築した多くの経験と安定的に運用、運営できている点などが影響を及ぼしたと分析されている.


社長からのメッセージ

シキューブの社長は "これから錨(いかり)をあげたサーバーセキュリティ分野のソフトウェア分離発注事業でシキューブが2連勝をしました.
何より2度の分離発注事業受注の過程で、厳格で公正な評価を通じてシキューブとシキューブの持つ技術力及び製品(SecuveTOS)がサーバーセキュリティ分野でナンバーワンであることを市場からもう1度公認を受けたという点がとても嬉しいです."
さらに、 "ソフトウェアは結局のところ技術力と安全性が最優先なので、セキュリティソフトウェアにおいて保安性, 信頼性が追加されなければならないのです。シキューブの 'SecuveTOS'が日本及び中国などの海外市場に輸出されて認められている理由がここにあると考えられます.
これから国内1位を超えた世界最高のサーバーセキュリティ専門企業として発展して行きます"


まとめ

  • 第2政府統合電算センターに引き続き 2番目のサーバーセキュリティ分野のソフトウェア分離発注事業も受注する
  • 提案企業からの評価、技術及び BMT評価の結果で最高技術能力評価の点数を獲得
  • 高い技術力と大型金融機関及び知識情報センターに多数の構築経験に高い点数


タイトルにあるソフトウェア分離発注については↓
下請け構造の問題から


韓国IT業界ビッグ3と、ソフトウェア市場の現状
http://japan.cnet.com/column/korea/story/0,2000067066,20357622,00.htm

総規模が10億ウォンを超える公共機関による情報化事業のうち、1件あたりの規模が5000万ウォン以上のソフトウェア開発に関しては、複数企業に分離発注するという「ソフトウェア分離発注ガイドライン」を実施しており、このことは記事にも書かれている。これに従い、大規模な情報化事業が分離発注された実例も既に出ている。


追記


韓国情報通信省から
「ソフトウェア分離発注マニュアル」なんてのが公開されてた


ソフトウェア分離発注発注マニュアル
SW분리발주 매뉴얼
http://www.secureosforum.org/download/data_read.htm?id=289

1. SW分離発注の定義

  • HW, SW, システム統合などをまとめて契約しないでそれぞれ区分して発注・契約する形態


2. SW分離発注の必要性

  • 分離発注対象のSWを決めるために企画段階から徹底的にシステムを分析して技術性評価を通じて

優秀なSWを選定することが可能 ⇒ 情報システム品質向上

  • 分離発注の時の株価が公開競争によって技術性を評価する交渉による契約締結方式で優秀なSWを選択が可能

⇒ SW開発企業の競争力向上

  • IT技術発展によって多様な SW開発と標準化, システム間の相互運用性及び統合技術の発展など技術的が成熟

⇒分離発注の成熟