SecuveTOSが日本で特許取得


おおっついにプレスありました。
Maximussanからお伺いしてた特許についてです。


シキューブ, サーバーセキュアOSの核心技術に日本で特許を取得!
http://www.secuve.co.kr/pressroom/pressroom1_view.htm?idx=385&idx2=590

サーバーセキュリティの専門企業である シキューブ(www.secuve.com)が自社のサーバーセキュアOS製品である ‘Secuve TOS(シキューブトス)’に適用された電子サイン認証基盤のファイルシステム(サーバー)セキュリティ技術に対して日本で特許を取得したと明らかにした.


特許の内容はPKIベースの認証をセキュアOSと組み合わせた仕組み

今回、シキューブが日本で取得した特許は ‘電子サイン認証基盤のセキュアOS 技術’に対するもので, 2000年の会社設立時の国内特許出願と同時に PCT(Patent Cooperation Treaty: 特許協力条約) で国際出願していた。
2003年オーストラリア, 2004年韓国, 2005年中国, 2007年アメリカに引き続き、今度は日本で登録したことでサーバーセキュリティ(セキュアOS)ソリューションの核心になる技術特許である。
(発明の名称 : Method and apparatus for protecting file system based on digital signature certificate)


特許取得はかなり差別化要素として使えそうです

この技術は、コンピューターのOSのカーネルレベルでセキュリティ機能が提供されており、
ユーザの身分確認に電子サイン認証(PKI)方式を使うことで既存のOSが持つ根本的なセキュリティの弱みを解決した。
◆ 電子サイン認証書基盤の強制アクセス制御
◆ 電子サイン認証書基盤の権限及び役目管理
など独創的な機能を持っていてサーバーシステムを安全で信頼性のあるように運用することができるようにしてくれることが特徴だ。
既存の技術及び競合他社の製品に適用されたサーバーセキュリティの技術はIDとパスワードを使用したユーザの身分確認方式や伝統的な任意アクセス制御方式である。
しかし, これらを無力化することができる多様なハッキング技法が多く登場しているため、
根本的なサーバーセキュリティ対策が要求されてきている。


社長からのメッセージ

シキューブの代表取締役
“弊社のサーバーセキュアOSの核心技術が中国, アメリカに引き続き、日本にまでも登録されることで世界の主要な国家の市場で法的な水準の知的財産権保護を受けるのに至った.”
そして、 “今回の特許取得で J-SOX(日本版サーベンス・オクスリー法)の施行によって、サーバーセキュアOSに対する顧客要求がもっと増大されている。
日本市場での競争優位を確保することで売上げ拡大に弾力を受けることを期待する”
と強い自信感を現わした.


日本総代理店からのメッセージも

シキューブの日本総代理店であるNEC関係者も
“日本のサーバーセキュアOS市場が J-SOX 施行によって大きく拡がっている.
今回のシキューブの特許取得は ‘SecuveTOS’の営業に大いに役に立つことを期待する”
と明らかにした。


まとめ

  • シキューブの独創的な ‘電子サイン認証基盤セキュアOS 技術’に対する特許

  → Secuve TOSに適用された核心技術

  • 2000年に PCT国際出願した全での国家(オーストラリア, 中国, 韓国, アメリカ, 日本)に登録済み
  • 日本市場での売上げ増大が期待

本文にでてきたPCT国際出願制度についても


PCT国際出願制度の概要
http://www.jpo.go.jp/seido/s_tokkyo/kokusai1.htm

特許協力条約(PCT : Patent Cooperation Treaty)に基づく国際出願とは、
ひとつの出願願書を条約に従って提出することによって、PCT加盟国であるすべての国に同時に出願したことと同じ効果を与える出願制度です。


PCT加盟国一覧も
http://www.jpo.go.jp/tetuzuki/t_tokkyo/kokusai/kokusai2.htm


もっと詳細な条項目次も
特許協力条約
http://www.jpo.go.jp/shiryou/s_sonota/fips/pa_co/pct/mokuji.htm