Solaris 10 Trusted Extensions 技術セミナーが開催


いままでSolaris10OSセキュリティコースの付録扱いだったTrusted Extensionsが単独のトレーニングコースとしてついに開催です。


Solaris 10 Trusted Extensions 技術セミナー
http://suned.sun.co.jp/JPN/news/sp09_04.html

Solaris 10 OS がインストールされている実機を使用して、Trusted Extensions パッケージのインストールや、初期設定の方法を体験していただくことにより、短時間で Solaris Trusted Extensions の機能の概要や、メリットを実感できる内容になっています。
Solaris Trusted Extensions の導入を検討されている方や、導入の提案をするために機能の概要を把握されたい方、Trusted OS は敷居が高いと考えていらっしゃる方などを対象にしています。


1日コースだから機能としてはRBACがメイン。全部機能やると5日間は必要です。
講義の目次の順番はこれが正しいのかな?

■ 講義
 −RBAC:役割によるアクセス制御
 −機密度の異なる情報を扱う場合
 −任意アクセス制御(DAC)の限界
 −任意アクセス制御(DAC)と強制アクセス制御(MAC)
 −ラベル(セキュリティラベル)とは
 −ラベル間の優位関係
 −ラベルを使った情報隔離
 −トラステッド・ネットワーク
 −ITセキュリティの評価基準
 −Solarisセキュリティ強化の略歴
 −Solaris Trusted Extensions(TX)とは

■ 実習
 −Solaris Trusted Extensions のインストール
 −Solaris Trusted Extensions の構成
 −役割および管理ユーザーの作成


昔に「Trusted Solaris システム管理」なんてコースもあったなあ。
すでに廃止コースなので、当時の目次をメモっておこう

・セキュリティ概要
・Trusted Solaris 機能概要
Solaris Management Console(Trusted Solaris 管理ツール)
・Trusted Solaris へのアクセス(Trusted Window System)
・特権(Privilege)
・承認 (Authorization)
・label_encodings データベース
・プロセスの属性と特権(RBAC)
・トラステッドネットワーク
ファイルシステムとデバイスの管理(Device allocation)
・監査(Audit)
・インストール
・ネームサービス(JumpStartとか)