ミラクル・リナックスなど日中韓3社「Asianux Corporation」設立でEAL4を狙う
http://enterprise.watch.impress.co.jp/cda/topic/2006/04/26/7717.html
ミラクル・リナックス株式会社、中国Red Flag Software(以下、レッドフラグ)、韓国Haansoft(以下、ハーンソフト)の3社は4月26日、Asianux Operating Systemとこれに同梱するオープンソースソフトウェアの共同開発を行う合弁会社「Asianux Corporation(アジアナックス・コーポレーション)」を設立すると発表した。
これは前から言われていたことなんですけど、
この記事↓に注目
各国政府との連携についても、「日中韓の三カ国の政府が共通で利用するLinuxを開発しているわけではないが、それぞれの国の政府とは綿密な協力関係をもっている」(ミラクル・リナックス・佐藤社長)という。
製品のロードマップとしては、2007年3月にAsianuxの3.0をリリースすることを目指す。それ以外にもシステム管理、仮想化技術、EAL4レベルのセキュリティ製品をリリースする計画をもっている。
EAL4を狙うとのことなので、どのプロテクションプロファイルを使うかに注目です。やっぱりHizardを入れて取得するのかな。
ターボリナックスもけっこう中国市場のサーバOSシェアは多いんだけど、SELinuxははたして有効になっているのだろうか。。
ターボリナックスからのプレスより↓
ターボリナックス、中国市場における圧倒的な地位を確立
中国国家イノベーション基金、四川省の大型案件を相次いで獲得
http://www.turbolinux.co.jp/cgi-bin/newsrelease/index.cgi?date2=20060024103635&mode=syosai
ターボリナックスは、これまでも中国上海市静安区や中国鉄道システム省、中国モバイル、中国最大手銀行の中国工商銀(ICBC)など、リナックスの積極的な採用を提唱している中国政府や大手企業の大型案件を次々と獲得、中国リナックスサーバー市場において4年連続トップシェア*の実績を誇っています。こうした実績を踏まえ、中国政府の情報化推進への協力・貢献が強く求められています。
こっちの記事では62%のシェアがあるらしい
復活したターボリナックスが勢力を拡大
http://japan.linux.com/enterprise/05/12/12/0740236.shtml
中国市場における開発と販売で中国政府機関との合弁事業を進めるターボリナックスは、中国のLinuxサーバ市場で成功をおさめ、市場調査会社のIDCによると62%のシェアを持つという。この数字は、権威ある中国科学院(Chinese Academy of Sciences)からスピンオフしたRed Flag Softwareのシェア29.6%の2倍以上にあたる。
追記
見逃してた記事
オラクルCEOのエリソン氏、Linuxディストリビューションの独自開発を示唆
https://www.computerworld.jp/news/sw/37721.html
米国オラクルCEOのラリー・エリソン氏が、2社の大手Linuxベンダーのうちどちらかを買収しても採算が合わないという結論に至り、独自のLinux製品を開発することを検討し始めていると、4月17日付けのフィナンシャル・タイムスが報じた。