Oracle Database 11gリリース2(11.2)からSELinuxをサポート


いろいろやることが重なって、ひさびさの更新です(´Д`)


そういえば、Oracleも11gR2からSELinuxをサポートなんですけどインストレーションガイドはあまり読まないのでドキュメントにも書いてあるのを見逃していました。。


Oracle Databaseクイック・インストレーション・ガイド
11gリリース2(11.2) for Linux x86
http://download.oracle.com/docs/cd/E16338_01/install.112/b56275/toc.htm#CHDFFBIF

Oracle Database 11gリリース2(11.2)以降では、Oracle Enterprise Linux 4、Red Hat Enterprise Linux 4、Oracle Enterprise Linux 5およびRed Hat Enterprise Linux 5を対象として、Security Enhanced Linux(SE Linux)機能がサポートされています。


Oracle Database 10.2や11.1では、以下のような制限がありました。
http://otndnld.oracle.co.jp/document/products/oracle11g/111/linux/E05994-02/toc.htm#CJAFABGC

5.2 Oracle Enterprise Linux 5.0およびRed Hat Enterprise Linux 5.0でSELinuxを強制モードにすると共有ライブラリのロード中にエラーが発生する

Oracle Enterprise Linux 5.0およびRed Hat Enterprise Linux 5.0上では、SELinuxをEnforcingモードで使用すると、SQL*PlusおよびOracle Call Interface(OCI)プログラムのコールが失敗します。


ラベルを付け直せばよかったんですけど、SELinuxを無効にするのがサポートを受ける前提条件なので有効にはできませんでした。11gR2からは有効にしておきましょう!